ぺんぎん日記

記録。
by penguintankentai
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データの先へ。

5年雨の今朝。
手術室へ運ばれてたことを奥底から引っ張り出す。

あの日の会話も
看護師さんの顔も
病室のみんなが声かけてくれたことも
家族の心配そうな顔も
全部をあの空気の中で思い出せる。

術の後治療の時
示されたデータは5年間の計画で
5年以内の再発と遠隔転移の発生率30%。

身体の3割だけ病気になるとかあり得ないので
3割だって有るか無いかしかだろう?と
その2つしか選択肢がないことが怖くて怖くて
考えないでいたいけどいつでも脳みそのすみっこにあって。

いつからかな
過ぎた年月を見ること、積み重ねた時間を数えること
そちらを選んだ。

今だって
フルに腕を使えば浮腫むし
手のひらの痺れだって無くなることはない。

命が大切、は当たり前で
だけどこんなになってどうすんの?って思うことはしょっちゅうだった。

その中でデータを越えることが憧れだった。
期待したら失望が大きい。
いつも用心していなくちゃならない。

今朝を迎えるまで
5年目の壁があたしの前にはあった。
今までとその先と何が違うと言われたら何も変わらないはずなのに
真っ白にしておかなくちゃって向こう側に
行きたくて行きたくて。

5年目の検査が待ってる。
越えなくちゃな。
その先はまだ何も考えてないんだけど
きっと続く日常に居られる幸せが一番なんだもの。
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# by penguintankentai | 2010-08-19 08:25 |

遺伝子。

乳がんに遺伝子が関係するってことは知ってる。
血縁に多いので遺伝子検査をすすめられたことがある。

研究者としてですか?
私の主治医としてですか?

聞きたかった時もあった。
聞けなかったのは自分の中の迷い。
想像力が豊かじゃなても不利益を被りそうなことは理解出来る。

保険に加入できなくならない?
結婚やお付き合いで差別されない?

その先に待ち受ける懐は無く
ただそれを知らされて終わりならば
サンプルとしての自分としか思えないのはひねくれていますか?
大切な家族をサンプルとして提供できますか?

アメリカでは法律が整備されて
差別されることがあってはならない、とされているそうだ。

心の置き所が
安心できる場所があってこその話だと思うんだけどな。
そこに行き着くまでに色々とあったのだろうか。
出来上がった形を見せられたからそう思ってしまうのだろうか。

今、遺伝子検査をすすめられたら受けませんと言えるだろう。
その先が整わないのに余分な心の負担は要らない。
結果だけを見る気は無い。

気をつける。
気をつけさせる。
今のところそれしかないんだ。
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# by penguintankentai | 2010-07-07 22:56 | ひとりごと

どうしてる?

どうしてる?
どうしてるかな?

ううん。
声には出さないよ。

想いをそちらに飛ばすだけ。

きっとね
きっと
いつか
どこかで。

あぁ、こうして
ここは流れる時間を
痛いほどに感じさせてくれる。

どうしてる?って聞けないあたしと
愚痴は言いたくないってあなたと

それでも
つながってると思っていたい。
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# by penguintankentai | 2010-06-11 09:14 | ひとりごと

雲底と自分。

まいちーが遠足に行ってから
運動公園に行こうと言い続けて
週末出かけたのだが
あちこちと走るまいちーに追いつけず
姿が見える程々の場所で見つけた雲底に
挑戦してみたくなった。

幼稚園、小学校、サルと呼ばれたあたし
いつの間にかぶら下がって終わりになってた。

目の前のバーと切れ切れに見える空
もっと遠くを掴みたくて伸ばす手。

懐かしい感覚に
腕がついてきたことが嬉しくて
後から来る筋肉痛や痛みは考えないで居られる。

地面から離れた足で
空気を蹴飛ばし
伸ばす手が空をつかめそうな気がした。
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# by penguintankentai | 2010-05-30 22:39 |

気になる線。

まいちーが気になるらしい
あたしの胸の横線。

お風呂でじいっと見つめ
「ママこれはどうしたの」と
何度も聞くので何度も説明する。

これはね
ママのこっちと同じだったんだけど
ここをこうして切ってね
それから中身を取ってね
その後ぺたっとかぶせて縫い合わせたの。

何度きいても不思議らしく
へぇ!と感心してる。

2歳の夏、泣いてばかりで
声がかれて目をいつも腫らしてた君は
ホントに大きくなった。

あの時、手術の説明をしてくれた先生が
「年数が経てば一本の線になるよ。」
そう言ってくれたことを
その時は理解出来なかったけど
本当なんだな、と娘の言葉で思う。

夢だった卒園式、卒業式、入学式2つ
出席できたことを感謝します。
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# by penguintankentai | 2010-04-13 22:04 |

頭を整頓。

季節の変わり目
特に冬の終わりには色々なことを考える。
考えて考えて答えがでない。
結局、目の前に来るまで考える。

目を耳を何かに傾かせて
脳みそを空っぽにしたいのだけど
どんな対象だって全てを持っていってはくれない。

お気に入りの動画をひたすら見続ける。
脳みそに掃除機をかけるようにただただ見続ける。
考え事をするときには目も耳も邪魔なのだ。

眠らなくちゃ。
続きは明日。
考えることをやめる、のだけは無し。
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# by penguintankentai | 2010-03-16 23:13 | ひとりごと

おだやか。

おだやかな空。

4年前。

タキソール2回目の朝。

どうしてるかな、と思ってた朝。

ぱーちゃん。

あたし、娘の中学校入学の支度をしてるの。

こんなに色々あるんだね。

当たり前の日常では

流れていきそうなひとつひとつがね、

なんて贅沢なんだろうと思うの。



完治はないのよ、

そう教えてくれた言葉を思い出すよ。



不公平やと思わへん?と言われて

不公平なんて言わないで、って言ってた

あの時のぱーちゃん。

幸せは、自分が感じること。

誰かが不公平と思うことの中にも

自分の中の幸せはあるんだよね。



ぱーちゃんを思い出す度に泣き虫に戻ってしまうなぁ。



楽しかった会話があったから

それが続かないってことを知っていたのはあたしじゃなくて

あたしはもっともっと時間があると思ってた。



4年だよ。

あぁ、あの時憧れて想像も出来なかったあの時間に

自分が居るということを大切に生きよう。



前に行くね。
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# by penguintankentai | 2010-02-23 09:58 | ひとりごと

わかってる。

どこを探しても
どこを訪ねても

わかってる。
居ないんだ。

今なら
イチゴ味のかき氷も食べられる。

テレビの点滴のシーンも見られるよ。

あの時の
焼けた肘裏の血管は今でも見えないし
何度も使った裏の血管は黒くなってる。

その先が信じられなかった時
大丈夫よ、がんばろう、と
励ましてくれた人が居ないんだ。

今の時間は
自分が管理しなくちゃね。
望んでいた場所に居られるんだもの。

前だけ見て行こう。
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# by penguintankentai | 2010-02-17 17:48 | ひとりごと

3年だって。

PATAちゃん。

あたしの中のPATAちゃんが
笑顔でありますようにと
それを願っています。

3年前
あたしは泣いていました。

今日も
やっぱり泣いてます。

何が悲しいのか説明できないのだけど
あの時

痛みも苦しみもなくなったのだろうけど
居ないことが悲しい

そう言ってあたしは泣いて。

わがまま言っても
それを受けてくれる人だった。

甘えてばかりでごめん。
聞いてくれてありがとう。

晴れだよ。
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# by penguintankentai | 2010-01-25 09:21 | ひとりごと

何が変わった?

雪かきに勤しんでいると
何かがお腹に「ぽん!」と落ちてきた。

詰め胸が外れた。

あれから4年。
今までにないことだ。

何でだ?
何が変わったのだ?

薄着になる前に問題解決しなければ
夏にはマズイ。マズすぎる。
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# by penguintankentai | 2010-01-21 19:35 | 術後の装着物あれこれ