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ぺんぎん日記

記録。
by penguintankentai
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笑い、について。

2005年の夏以来、
私はうまく笑えなくなっていた。
多分、それなりにおかしいときはあははと言い
くすくすや、うふふ、もあったと思う。

脳みそは「おかしいね」と言うのだけれど
心は「笑っていいのだろうか」と悩んでいて
それは、ホントなら一緒に笑いたかった友が
今は空に行ってしまって
こうして残っている自分が笑うことをどう思うのか
そんなこと考えていた。

こうして生きてる時間を大切にすること
その中に笑うことは不謹慎に思えた。

もう笑えない友が居ることを思うと
自分は笑っていていいのだろうかと止まってしまう。

誰も、ホントは望んでいない。
生きてる時間をいっぱいに楽しんでいいはず。
それでも微妙な後ろめたさがあるから
もっと真剣にまじめなことに時間を使わなくちゃいけない
そう思い込んでいた。

あたしは
笑い声を出しながら泣いていたんだ。

気付いたのは
サンドウィッチマンさんがM-1で優勝したあの時。

引き込まれ大笑いし
優勝したときこれまでになく興奮して嬉しかったのだ。

あぁ、我を忘れる笑いがあるんだ。
こういう時間があって笑ってもいいのかもしれないなぁ。

常に心にあった笑い=後ろめたいという気持ちが
吹っ切れた瞬間だった。

きっと
空のみんなだって
これを観たら笑うんじゃないかな?

もしかしたら
そんな笑ってるあたしがおかしいよって笑うかもしれない。

見てて。
きっと、この先も色んな気持ちで笑ったり泣いたり
この先はもっと素直で居られる。

いつも心にはあなたたちが居ます。

by penguintankentai | 2009-10-22 12:23 | ひとりごと
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